2010/06/30

月曜の惨劇。



話は変わりますが、ケモノガレのマイスペースにライブ音源が二曲UPされました。
前々回のフリージャムの模様から、新曲が二曲。
ライブではすでにキラーチューンとなりつつある"KEMONODISCO"と、
アレンジを加えてもはや違う曲になってしまった"ANJELA"の二曲。
曲の後半には、遊びに来てくれたコールフィールドの大木君が、
飛び入りでラップするというフリージャムな場面も。宜しければ是非、一聴を。

http://www.myspace.com/kemonogare

そして話を戻しますが、悲劇は前回のフリージャムで起きました。
血ってほんと、濃いよね、色が。そして時間が経って渇いた血は、
そう簡単には落ちない。癒えない傷もあるって事でしょうか。
少なくとも、記憶には残ったんじゃないでしょうか。6.21事件と呼びます。
気になる方は、ミクシーにおけるケモノガレのコミュニティに投稿された、
ライブレポート"LIVRE REPORTA.0621"を御覧下さい。惨劇の全貌が明らかに!

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5013085

そして怒涛の週末を乗り越えたその先に待っていたのは、第4月曜日。
そう、フリーダブ、イン、ナイトミーティング。
自分はいつも上との兼ね合いで短時間しか参加出来なかったこのフリーダブ、
今回は勇気を振り絞ってバーカウンターに立ってみました。
危惧していた通り、見慣れないお客さんがちらほらと入ってくる。
アウェイな空気を感じつつも平然を装うのはわりと得意なはずなのに、、、

動揺するどころか完全に狼狽してしまったのが全ての始まりでもあり終わりでもあった。
カモメのノブ君と談笑しつつも、
バーカウンターにおける一連の作業を楽しんでいるはずだった。
そこに突き刺さる視線、カウンターの端から一直線にこちらを見ている。
目で刺すとはまさにこの事だろう。絶対この人怒ってる、そんな女性が座っていた。
キャッシュオン?ラムソーダちょうだい!
よく通る声だ、フロアは"VIZZA CASH MONEY"の、
ディープでドープな低音で埋め尽くされているはずなのに、はっきりと聞き取れた。
なのに、なぜ聞き返した?今になってわかる。動揺したからであろう。
そんな空気を変えるような一瞬の出来事に瞬時に対処出来るわけがない。
人間はそんなうまい事出来てない。悩みを引き摺って生きてるじゃないか、皆も。
たぶんそんな事を考えているうちに既に左手でライムを搾り、右手にはバースプーン、
ラムソーダがなぜか黒い。そう、作っていたのはラムコーク。
あろうことか、ラムに黒い稲妻を注入してしまったのは動揺していたからか?
動揺は汗に変わり、そんなラムコークは悟られまいとすぐさまジェットに渡し、
再びラムソーダにチャレンジ。事なきを得た。
ラムリッキーと言ってくれれば間違えなかったかもしれない、
そんなどうしようもない言い訳も考えはしたが、お客様には通用しない。
そう、笑ってようが怒ってようが、お客様はお客様、
コースターを差し出す手つきに最善の注意を、敬意を払い、事なきを得た。
程なくして、彼氏らしき男性がご来店。戻ってくるように促している。
どうやら先程まで、上のテラス席で食事をしていたようだ。
そして何が原因か知らないけど、喧嘩したみたい。
つまり、喧嘩した挙句、フリーなダブもお構いなしに地下に降りてきたのだろう。
つまり、貴重なお客様。拙い接客に、満足していただけただろうか。
結局とみこさんはラムリッキーを飲み干し落ち着いたご様子、事なきを得た。
とみこさんが彼氏さんとお帰りになったその後も、フリーダブは続いた。
深く潜り込んだ午前2時頃も、フロアは踊る人と音で埋まっていたらしい。

夏の到来を心待ちにしている。夏はすぐそこに。
まとめさせていただくと、月曜日は暑い。
月曜日に注目したい。7月になります。引き続き、夏を待ちましょう。

2010/06/26

ハンマープライス。



迫ってきました、明日27日、発売します。もう、完成します。おそらく当日に。
どうにもこうにも、プライスの判を押すのが楽しくて。
ん?なんか勘違いされそうですね、違う。判を押すその行為が楽しくて。
とにかく、予想以上に悪戦苦闘したのは事実です。
CD30枚は駄目にしました、紙ケースの印刷なんか、それ以上無駄に刷りました。
焦りは禁物って、小さい頃に教わったのに。心には常に余裕を持て、と。
盤面も刷って完成間近のはずだった。致命的なミスに気づいた時なんか、
まさにもう、崩れ落ちるかのように一時間はふて寝してやりましたよ。
最終的に間に合ったのは、背中を押されたからだと、思ったりもします。
情熱の話ですよ、情熱の後押しの話。結局のところ、無駄じゃないって話ですね。
何はともあれ、結果は求めず。すぐに形になるわけでも、見えるわけでもないので。
続ける事によっておのずと見えてくるはずなので、そうします。
進むべき道は見えなくとも、振り返れば、歩んできた道が見える。
今日知りましたが、迷ったら振り返るといい。
先行きが不安になったら、振り返るといい。そういえばって、思い返すといい。

そして今日から三日間は、何を隠そう、
常に余裕をかましてきたはずのベイスメント始まって以来の強引なスケジュール。
26日23時オープン、ヨコハマロングビーチプロジェクト通称YLBP。
27日15時オープン、アーバンフォーク通称BSMTJUNK-CD解禁日。
28日21時オープン、フリーダブ、イン、ナイトミーティング。
この時間差は、危険過ぎる。余裕がある方は、どっちにも遊びに来てみましょう。
それぞれ、違った遊び方が見つかるはずです。それに振り返れば、
昨日もここにいたな、とか。愛着やそれに似たような感情が芽生えるかもしれないし。
CDも買いたくなるかもしれない。ジャンクって?って、聞きたくなるかもしれない。
実際、帰りたくなくなるかもしれない。悪ふざけが過ぎました、今日はこの辺で。

2010/06/24

ベイスメントジャンクレーベルについて。

"BASSMENT JUNK LABEL"について。

ベイスメントレコーズより、発信します。ジャンクレーベル。
ジャンクとは?深い意味はありません。それは、言葉の響きです。
アルバムとしての個々の作品とは別に、別の方法で、
ベイスメントにて録音された音源を、出来るだけ早く皆に聴いてもらいたい。
ただ、それだけです。この場所で録って、この場所で形にして。

ジャケットデザインは統一されます。
カラーバリエーションで、違いを楽しみたい。
そんなデザインはベイスメントレコーズのロゴでもお馴染み、
大御所、アギーサンダース先輩の手によるもの。
中身はCDと、歌詞カードなりステッカーなり、愉しい何かが入ります。
遊び心が大事だと、小さい頃に教わりました。
多少の悪ふざけは許されるって思ってました。
クオリティは高ければ高いほどいいけど、それもコストとの兼ね合いだって、
最近になって気づきました。焦っちゃいけない事を、今日、痛感しました。
何はともあれ、力を合わせる事ですね。
人間はひとりじゃ何も出来ない、そう思いませんか?
試行錯誤して見えてくるもの、それは信頼関係かもしれない。

リリース一発目は、6月27日、日曜日。もう差し迫ってます、追われてます。
先日も告知させていただいた日曜午後の音楽会"URBAN FORK vol.1"にて。





MARIKOV "月男/真ん中"
Including 2 songs + 1 Bonus Track
500yen(tax inn) BSMT-001


マック食べるよりもよっぽどいいとか、そんな事言うつもりじゃなかったのに。
ベイスメントにて販売されたのち、どうするか、まだ決まってません。
商品というよりは、手紙に近いと思ってます。郵便物みたいな、エアーメールでもいい。
海外から送られてきた一通の手紙、中身は音楽。
試行錯誤しながらも、様々な音楽を最良の手段で届けたい。お楽しみに。

2010/06/18

月曜はいつも雨。



来週は月曜日、ワールドカップを横目に第3月曜日はそう、フリージャム。
雨続きな毎日が続きます。雨は時として、心を潤します。
雨音にはリズムがあって、雨に唄えば、心も弾みます。そんな21日、雨の月曜日。

今回のケモノガレは、先日渋谷のライブにもゲスト参加してくれた、
阿佐ヶ谷の酔いどれ、オノダカズヒコ氏をギターに出迎えてのレッツフリージャム。
キックアウトは24時のブルース。ケモノ→コガネ→セッション。
終焉は26時の打ち上げはジョナサン。雨さえ上がれば、山下公園。

平日の、それも週の頭に、真夜中に、フリーライブそしてセッション。
この行為が反社会的であるならば、続ける価値は存分にある。
そして、君達が参加する価値は充分にある。
迷うことなく、反骨の精神で、社会に背を向けよう。
失うものは数知れず、得るものはただひとつ。価値観を共有しよう。

全てのアウトサイダーを支持する by八幡太郎

壁にぶち当たったとして、何のために生きているのかと問われれば、
君は何かを成し遂げるために、日々、何をして過ごしているのだろうか。
絶えず邪魔をするようならば、徹底的に君を拒絶しよう。
その押し付けがましい偽善の裏には、欲が見え隠れしている。
人格や夢を、そう夢を、否定するだけ否定し、手のひらを返したように振舞う君を、
俺は徹底的に拒絶しよう。失くした自信を、取り戻すために。

2010/06/12

アーバンフォーク。



やってきました、日曜午後の音楽会。アーバンフォーク。
説明します。以前、ベイスメントにて、
"meets MARIKOV"というタイトルで去年から数えて三度の開催を経て、
ようやく形づいてきたこのイベントも、突然ですが名前が変わりました。
変わったというよりも、ようやく決まったと言った方が正しい。
そもそも"MARIKOV"というバンドとベイスメントで何かやろうと始まったこの企画。
安易ながらも語呂合わせが良かった"meets MARIKOV"から、
ようやく意味を持った"URBAN FORK"へ。仕切り直してカウントもイチから。
詳細はベイスメントのスケジュールから御確認を。
6月の27日、夏も待ち遠しい日曜の午後に、どうでしょうか。
おなじみの顔ぶれに、ゲストライブとして登場するヤナギサワコウジは必見との事。
そして心地良い日曜の午後をカラマワリな選曲で楽しませてくれるであろう、
カラマリマスターのイマダ先輩。マリコフは今回から改めて三人というスタイルで。
ハルチルドリは現在、ベイスメントにてレコーディングの真っ最中。
レコーディング中のバンドは強い。レコーディングマジックです。
パルスナッグもきっと、爽やかな午後の風を運んでくれること請け合い。
そして、遊びに来てくれた事のある皆さんはご存知の通り、
テーブルやソファの配置に一癖あるのがこのイベント。
日曜の午後の風の通り道を意識した、通称マリコフセッティング。
これからはアーバンフォークセッティング。なんか、違いますね。
日曜の午後セッティング、これにしよう。音楽会を想像してもらえれば。

そんな日曜午後の音楽会、とっておきの耳寄り情報もあります。
もう少し情報がまとまったらお知らせしますが、これはとっておきです。
別に作戦じゃありません。戦略でもなく、少し先走っただけ。まだ非公開。
レコーディングとかリリースとか、そういった話です。ですから皆さん、是非お越しを。

2010/06/07

情熱的な話の続き。



先日のガビガビアコースティックライブに遊びに来てくれた皆々様、
ありがとうございました。カバンは盗まれなかったです。
チャンスはそう何度も訪れない。細かい話は抜きにして、リベンジします。

よし、情熱の話をしよう。連携プレーでひとつの事柄に情熱を注ぐとき、
人と人ですから、それなりの摩擦が生じます。
不思議だけど、当然と言えば当然で。
情熱と言うからにはそれなりに強い感情があるわけで、
情熱を共有する、分かち合う。これって難しい。
情熱のぶつけ合いって、言ってみれば喧嘩ですよ。
分かち合わなきゃいけない。
情熱の押し付けはただのエゴ、偽りの情熱はもはや詐欺行為。
情熱なんて言葉、使い過ぎればそれはもう情熱の乱用とも言える。
単純な話で、相手の情熱に衝き動かされて人は情熱的にもなる。
"情熱"っていうUAの歌が好きでした。だから、思うに、
ひとつの事柄に対して共に情熱的に取り組むのであれば、
その感情が本当に情熱的であれば、相手も動くはず。情熱的に。

実際、答えは情熱大陸だと思います。情熱大陸に、すべての答えが。
つまり、人は時として情熱的であるべき、
情熱を隠し持っている。情熱を取り戻さなきゃいけない。

このへんでやめときます。次回のライブは21日、情熱の乱用、フリージャム!

2010/06/04

今日、渋谷にて。

突然ですが、今日、渋谷にて。アコースティックライブをします。
渋谷の"GABIGABI"というところでやります、かまします。
この"GABIGABI"という場所のマスター千葉大輔氏という方は、
どうやら漫画"BECK"の実在キャラクターだそうで、
その漫画読んだ事ないので、そもそもまだ本人にお会いした事がないので、
そこのところはあまり気にせずに、
アコースティックという隙間のグルーヴを楽しんで頂けたらと思います。
渋谷と言えばそう、まだ学生だった頃、それは青春時代、
大好きだったバンドのライブチケットを手に入れるために、
何故か109、通称、丸キューに徹夜で並んだ記憶が。
当時、まだ右も左もわからない純粋で透明な僕らは、
ほぼ最前列をキープし安心したのも束の間、
暇潰しに近くの"ドン・キホーテ"へと向かった。
そして初めて目にしたのは、噂に聞くあの圧縮陳列。
右も左もわからない僕らは、激安の殿堂にただただ戸惑うばかりで。
そして途方に暮れた僕らを待ち受けていたのが、渋谷という都会の現実。
戻ってみると、ほぼ最前列に陣取ったはずのそこにあるはずの目印のカバンがない。
そう、ジェットのカバンは見事に盗まれていた。
愕然とした僕らはそれでも諦めずにひたすら朝を待ち、チケットを手に入れた。
それは言ってみれば横浜というどっちつかずな都会の意地、だったのかもしれない。
勿論、数日後に観たそのライブは最高だった。意地でも最高だった。
そして数年が経ち、そんな自分が渋谷でライブ。カバンは持っていかない。

2010.6.4(FRI)
KEMONOGARE Acoustic Syndicate at 渋谷GABIGABI
Open/19:00 LiveStart/21:00 Charge/FREE!!

急遽、阿佐ヶ谷のグレッチ使い、
オノダカズヒコ氏のゲスト参加も決定。是非、お越しを。