2010/03/26

"MM.vol3"とその後。



21日の春到来、ありがとうございました。
桜の見頃はいつですか?今日はやけに寒かった。
それにしても21日に行われた"MM.vol3 3,2,1,SPRING!!!"は、
予想以上にたくさんの方が足を運んでくれて、嬉しかった。暖かかった。
ひとつの形になってきたというか、チームワークが見えてきたというか、
それぞれのライブも素晴らしかったし、さりげなく飾られたフラワーアートも。
そんな当日の模様が、さっそく届きました。次回は6月でしょうか。
日曜の昼下がりに新しい遊び方を。チームワークに期待して下さい。

そしてそんな次の日には、"ハルチルドリ"のレコーディングも始まりました。
歌声に、包み込まれました。それにしても、レコーディングという作業は実に興味深い。
バンドにとっては貴重な作業ですよね。見つめ直したり、新しく発見したり。
客観的に眺めてるだけでも、それは貴重な時間だったりします。
バンドのチームワークからも、学ぶ事はたくさんある気がする。
そしてマッキー監督とバンドのチームワーク。新しい風は、吹いてますね。




何を隠そう、人間関係について少しだけ考えてみました。
チームワークについて。一致団結の事です。思いやりとか。
難しいようで実は単純な事だったりして、ややこしい。
泥沼にハマってしまった。助け出せるのは、キミしかいない。

気持ちを切り替えるには、春がうってつけです。見頃はいつですか?
絡まった糸は、時間をかけてほどくしかない。夜桜が楽しみな季節ですね。

2010/03/21

カラマワリユニオン。



カラマワリユニオン、通称、カラマワリ同盟。
空回りとは、想いが強すぎるあまりついつい度が過ぎてしまう、
空回ってしまうという、なんとも微笑ましい現象。
そんな空回りを応援すべく立ち上げられたのがそう、カラマワリ同盟。
事の発端は去年の暮れ、白楽にオープンした"CA LA MA RI"というキッチン。
キッチンとは?簡単にいうと、おいしいコーヒーが飲めてアルコールももちろん、
おいしいカレーだって食べられる、ミラーボールだって空回る、そんなお店です。
とても素敵なお店です、是非皆さんにも足を運んでいただきたい。
マスターのイマダさんは、ミスター空回りなとても面白い方です。
立ち上げた時から、週に何度かのペースでお邪魔させてもらってます。
習慣というよりは、癖になってますね。そしてついつい長居を。
そんな事もあって、突然ですが、KEMONOGAREのライブ告知です。
その"CA LA MA RI"で、アコースティックライブをやらせていただきます。

2010.3.30(TUE)
CALAMARI UNION Vol.1 at 白楽 CA LA MA RI
LiveStart/20:00- Charge/FREE!!
Live/ KEMONOGARE MARIKOV   FlowerArt/ハチコ先輩

何を隠そうチャージフリーなのは、
ひとりでも多くの方に足を運んでもらいたい、カラマリに。
皆にも空回ってほしいという想いです、たとえそれが空回りだとしても。

そして、最近これも癖になっているアコースティックでのライブ。
この日の為に練習を始めたのがきっかけでした。最近それしかしてない。
だからこの日こそ我々ケモノガレはアコースティックセットを存分に楽しみ、
そして次こそはもういい加減、解き放たれたかのように大きい音を出したい。
そう、マリコフも演奏してくれます。それも編成を変えて。これも見逃せないぞ。

ああ、興奮してきたぞ。落ち着いて"CA LA MA RI"の場所ですが、
上のフライヤー画像をクリックして下さい。フライヤー右下の地図が拡大されます。

そう!マリコフと言えばそう!いよいよ明日というかもう今日!ベイスメントで。
雨は午前でやむようです。午後にはきっと春風が、吹きます。

2010.3.21(SUN)
meets MARIKOV vol.3 "3,2,1,SPRING!!"
at Jack Cafe BASSMENT Open/15:00 Start/16:00 
Selector/ IMADA-san(白楽 CALAMARI)

気づきましたか。さりげなく、イマダさんが。
当日、ライブの合間に、グッドミュージックをセレクトしてくれます。
気になった方は是非、遊びに来て話しかけて下さい。
そしたらもうその勢いで次の週はカラマリユニオンに足を運んでみよう。
その頃にはきっと、カラマワリ同盟の一員になってるはず、そのはず。是非!

2010/03/19

FREEJAM.0315



なんとも愉快な一日でした。初回、3月15日月曜日。
突然の告知にも関わらず来てくれたみんな、
来月も絶対来て下さい。ありがとう。
そしてコガネ、最高。あの緩さの中で、あのライブ。
そして自分達はというと、逆境にもめげずにアコースティック。
その場しのぎな展開を逆に楽しみ、なんとか持ち切りました。
そしてこの"FREEJAM"を続けていく上で最大の課題であり山場でもある、
セッション、フリージャム。音で遊び合えるという事は、素晴らしい。

実は当日、こっそりライブレコーディングを実験的に試みました。
マッキー監督のもと、ライブの空気感を録音する事に成功。
ベイスメントレコーズは、ライブレコーディングに成功。
何をして成功というのかはわかりませんが、
先の可能性が見えればそれは成功と呼べるに違いない。
"KEMONOGARE"のマイスペースにUPしたので、是非一聴を。
それにしても途中、録音用マイクの目の前で、
全く気づかずにタンバリン?を楽しそうに鳴らし続けるハチコ先輩。
ハッピーバースデイなハチコ先輩はまたひとつ、歳を重ねたようです。
人生は常に前へ。後ろには下がらない。振り返りつつも、前へ前へ。

とにかくこれは、きっかけに過ぎない。続いていきます。
今のところ目撃者は?十数人ですか。新しい国が出来た。

               

2010/03/13

新しい動き。



こんばんわ、KEMONOGAREです。新曲が出来ました。

"RETURN OF THE DEADMAN" music by KEMONOGARE
recorded at Jack Cafe BASSMENT mixed&mastered by MACKIEE

幕が開けました。マイスペースにて試聴出来ます。

そして、新しい動きが。
突然ですが来週15日の月曜日、22時ぐらい。
ベイスメントでケモノガレ、ライブします。コガネも一緒です。
コガネとは、ビートゴーズオンやガレージマンデーでもお馴染み、
屯茶屋マナブ氏の率いる大人の初期衝動バンドです。

そして来週だけでなく、これから毎月第3月曜日はベイスメントでライブをします。

話を整理しますと、ご存知の方も多いとは思いますが、
ベイスメントは毎週月曜日、"Night Meeting"と称してフリーに開放しています。
そこに先々月より、毎月第4月曜日、"FREE DUB"が始まりました。
"BLACK SMOKER"より"VIZZA CASH MONEY"氏、イン、ナイトミーティング。

そして第3月曜日、"FREE JAM"とは何か。

今のところはどうなるか、わかりません。
決まっている事といえば、毎回ケモノガレとコガネが演奏します。
セッションだって、可能な限りやらせてもらいます。
あとはそうですね、エントランスがフリー、これはデカイ。何がでかいかって、
金銭が絡まないところにどれだけの責任を背負えるかという、その辺が試されますね。
どちらにせよ、人様の前で演奏するという、そこに変わりはない。
と言いつつも、フリーつまり自由な空間の中で自由に演奏をする、これに尽きます。

つまり、何も決めてません。ケモノガレとコガネ、イン、ナイトミーティング。
おのずと形にしてゆきたい。遊びに来て下さい。

そう、まだ何も始まってないような気がした今日この頃。
何かが始まるには、きっかけが必要な時もある。
そのきっかけとはいったい何なのか?
気づいたら始まっていた、とか。これは困る。
後々になって探ってみると、そこには必ずきっかけとなった出来事や何かが。
そのきっかけに最初から気づければ、とも思うけど、それも無理な話で。

だから物語は続くわけで、だから、きっかけになればいいですね。

2010/03/06

エガの海岸物語 追記

さて、続くと言いながら続かなかった"エガの海岸物語"ですが、
そもそもここから先は書く必要がなかった。
いや、書けなかったと言ったほうが正しいかもしれない。
何故なら、あの時あの場所で感じたあのパッションを、
文章で表現するのは不可能だと思ったからだ。言葉は時として誤解を生む。
出来る事なら少しでも気になった方は自らの足で、
ライブハウスという大抵は退屈な、
しかし時としてゾクゾクするような興奮を味わえるあの場所へ、
そう、エガバンドのライブへ。直接、足を運んでみて下さい。

と言いつつも、少しだけ書き足しておこう。
前回、冒頭に"今日もエガスは完璧だった"と書き記したが、
別にふざけているわけではない。何が完璧だったか、それだけは伝えたい。
ゾクゾクするような興奮、それはライブが始まった瞬間に訪れた。
レッドクロスという中華料理屋のステージにはシャッターがついている。
バンドの登場に合わせてシャッターが自動で上がるという、
聞いた話だけではなんともチープでふざけた仕組みだと思う。
しかし、エガバンドにとってはこれが実に効果的であった。
エガスのギターが鳴り響いたまさにその瞬間、
そのふざけたシャッターが上がり、仁王立ちに構えるエガスその先に見えたものは。
身震いがした。
客席を背にケモノガレジャンパーを羽織りグレッチをかき鳴らすエガス。
全身のアドレナリンは逆流を起こし、持ち構えていたカメラは投げ捨て、
気づけば最前列に。あまりにも勇ましいその姿に、完全に釘付けです。
非の打ち所もない、完璧な登場シーン。トゥーマッチ極まりなかった。
勿論、羽織ったジャンパーは脱ぎ捨てると思いきや、
意外と丁寧に脱いでいた。後日談だが、
人様のジャンパーなので、それも無断に持ってきたので、
そこだけは気をつかったらしい。実にエガスらしい。

このケモノガレジャンパーについても少しだけ説明しておこう。
知っている方も多いと思うが、ケモノガレの太鼓叩きの自前である。
鋲をこれでもかと打ち込んだダブルのライダース。
バックにはこれでもかと言わんばかりにカタカナでケモノガレと表記してある。
以前に彼はこれを着て電車に乗り、これを着てライブをしていた。
今はというと、それはもうお宝のように地下に眠っている、伝説のライダース。
そしてエガスがこれ着ると、アニメのキャラクターかフィギアかなんかにしか見えない。

それでは最後に、最近は新曲も録音したそんな"KEMONOGARE"の最新映像を。

2010/03/05

meets MARIKOV vol.3



今月の21日、そう、3月の21日。
要するに3と2と1、春に向けてのカウントダウンですね。

"MARIKOV"とベイスメントとの距離も、だいぶ近づいてきたように思います。
メンバーの依田君は、定期的にピアノの調律をしに来てくれています。
それはもう、習慣に近い。ふと耳を澄ますと、鍵盤をたたく音が聞こえてくる。
伝わりますか?昼下がりに、玄関を開けて歩き出したとして、
どこからともなく聞こえてくるピアノの音、どこの家からだろう。そんな感じです。
マッキー監督は、ベイスメントレコーズのレコーディングエンジニアとして、
すでに大活躍です。KEMONOGAREもお世話になってます。
もちろん、マリコフのレコーディングも淡々と着実に進んでいる模様です。
そろそろエガバンド、録るかもしれない、そんな噂もちらほら出てますね。

そんなマリコフ×ベイスメント共同企画として始まったこの"meets MARIKOV"も、
三回目にして少しづつ、イベントとしての形が見えてきたように思えます。
ベイスメントのアコースティックサイド、休日午後の音楽会。マッキー曰く、
KEMONOGARE主催という名目で始まった"BEAT GOEZON"が黒盤なら、
"meets MARIKOV"は白盤。対極でいて、どっちも必要不可欠。
そんな"BEAT GOEZON"も、模索しながらも六回と開催しましたが、
途中からKEMONOGAREプレゼンツという冠は取りました。
イベント自体、更なる飛躍のために。
基本概念は変わらずとも、余計な冠は隠したほうがフットワークは軽くなります。
幅も広がり、仲間意識も深まります。そう、考えました。
という事は?そう、次回からはおそらく"meets MARIKOV"もイベント名が変わります。

なんだか長ったらしくなりましたが、今日伝えたかった事はこれこの事です。
更なる飛躍のために、3、2、1、SPRING!! 是非とも、遊びに来て下さい。

それでは最後に、クリスマス直前に行われた前回の模様をお届けします。

2010/03/03

エガの海岸物語 2

エガスは今日も完璧だった。

そう、何を隠そう今日は新宿紅布という、
一見すると中華料理屋にしか見えないライブハウスでエガバンド、初の東京進出。
興奮冷めやらぬいま、これを書いている。
熱は37度を超えた。身体の毒を浄化させるのにはちょうどいい、体温らしい。

影ながらプロデューサー兼マネージメントを手掛けている自分は、
幸運にもリハから参加させてもらった。
貴重な体験だ、普段見る事のないエガバンドの生の姿に触れる事が出来る。
皆にも伝えたい、共有したい。
まず、15時に自宅前でピックアップしてもらう。
運転するのは太鼓に限ってはミスターストイックなエガバンドの大黒柱、アークン。
彼は東京の裏道に精通している。それが急がば回れだとしても、とにかく詳しい。
そしてさっそく、車社会の中でもいわゆる一般道、平坦で曲がりくねる事のない、
ここを走ってれば踏み外す事はないみたいな、
守られた人生という道に吐き気をもよおすエガス。彼は車酔いも激しい。
道中については書き出すと長くなるので、そもそもがオフレコなので、話を飛ばそう。
リハーサルの話をしよう。リハーサルも初体験。
彼らを素人だと思って甘く見ちゃいけない。ただ、ひとつだけ言わせていただくと、
ギターアンプを前にしたエガスの一言。これ、どこにシールド差すの?
絶句した。試されているのか?おまえほんとに知っているのか、と。
確かに、通常のアンプと比べると差す箇所は多かったかもしれない。
けど、普通分かるだろう。戸惑った自分は、たぶん左のほう、曖昧に答えた。
そして始まったリハーサル。マッツンのマイクスタンドの角度に注目してほしい。
エガバンドにはかかせないコーラスという名のシャウト。
モニターに向かって突き刺さるかのように傾けられたマッツンのマイクは、
シャウトを放つと、自分の声が自分の耳に突き刺さるらしい。
ステージ上に限り低姿勢に構える彼は、バーチャルの世界に住んでいる。
次から次へと曲を繰り出すエガバンド、PAに調整の隙を与えない。
それでも彼らは演奏を繰り返す、PAとのコンタクトも必要としない。
ただただがむしゃらに、実に彼ららしいやり方で。
喰らいつくように外音を作り出すPAと、
ひたすら自分達のテンションとコンディションを確認し合うエガバンド。



程なくしてリハーサルは終わった。完璧に近い、練習みたいなリハーサル。
対バンが気だるそうに眺めていた事について、怒りを隠しきれないエガス。
この意味不明な怒りが、本番にも影響を及ぼすかもしれない。むしろ、いい意味で。
そんな事を考えつつも、眠気と興奮は徐々に高まり、
完全に浮き足だっている彼らを横目に会場はオープンした。続く。