2010/04/21

カルロスとフリージャム。



先日の"FREE JAM"に足を運んでくれた皆々様、
ありがとうございました。良ければ来月も是非、忘れずに遊びに来て下さい。
二回目にして、月曜なのに、
最後の後片付けがわりかし大変で嬉しかったです。いや、本当に。
後片付けが好きなんです、本当は。
特に地下で、それもひとりだったりすると、
なんだか急に夢から覚めたような感覚に。
さっきまでの出来事が、今日に非現実的に思えてきたり。
そして片付けながらも、振り返るわけです、夢を。
ところでカルロスさんって、いったい何者?みたいな。
何者?強者かもしれない。来月も会える事を、期待してます。

なんだか押しに押して23時頃になってようやく始まったライブですが、
あんな感じもいいと思いました。特に時間に囚われず、
人が集まりだしたところで、そろそろ始める?みたいな。
なんてったってフリーですから。しかし、自由とは?
大丈夫、自由の中にもちゃんとルールはあるはず。
終電の時間は気にする、とか。音のバランスには気をつけよう、とか。
セッションという自由な枠組みの中で、いかにして音で遊ぶか。
このフリージャム、コガネとケモノガレ、
それぞれがお互いを刺激し合って、そしてバンドも成長していければ。
何よりも、楽しい。最後のセッションが楽しい。
ライブハウスで観るバンドのライブ。それはそれでひとつの形ですが、
お客さんも含めたその場にいるみんなでライブという状況を作り、そして楽しむ。
これはこれで、実は最近知りました。全員でライブ、フリージャム。

上の写真は、超サイヤ人と化したイッセイ氏。
心強いサポートを、ありがとう。
彼のバンド"RIOT"の自主企画が来週金曜日、下北沢にて。

RIOT presents
『ROLL!ROLL!!ROLL!!!』
at 下北沢屋根裏
open18:00/start18:30 Adv¥1500/Door¥1800

RIOT/the dloogies/PUNCH-LINE/DANNY BLANCO/
KEMONOGARE/天王洲アイル(仮)

KEMONOGAREにはもちろん、
黒い重低音こと八幡太郎が戻ってきているはず、
ちゃんと帰国出来ればの話ですが。
彼はいつも予期せぬ面白い事をしでかしてくれるので、そこがちょっと心配。

なんだかたくさんの中に紛れ込むのは久々なので、楽しみです。
もし良かったら、拗ねてるかもしれない帰国した八幡太郎を励ましに来て下さい。

2010/04/18

レッツゴーフリージャム。



先週の月曜日はナイトミーティング始まって以来の珍事件が。
外国の方々、約20名に埋め尽くされ、
それはもうマンデーナイトフィーバーでした。
グッガイもしくはグッジョブを繰り返すいわゆる仕切り役の姉御は、
サムボーイサムガールを連れて来いと繰り返し叫んでいました。

そして明日の月曜日はフリージャム、イン、ナイトミーティングが。
二回目です。さっそく今回はケモノガレ、
ベースの八幡太郎が欠席というなんとも理解し難い珍事件が。
彼はいまアジア各国を放浪中との事で、自由を探しに。
自由とは。本当の自由なんてものは誰にもわからないし、
そもそも完全な自由が正しいかと聞かれれば"NO"と答えたい。
それにわざわざ飛行機に乗って海のずっと向こうに渡らなくたって、
身近な自由が、それはもう見渡せばあちこち存在しているわけで、
ほら、フリージャム。なのになぜ、そんなの寂しいじゃないか。
いや、それでも外の世界を体感する事は大切だと思ってます。

前置きが長くなりましたが、
そんなケモノガレに今回は、強力な助っ人が参上。
"RIOT"という東京を中心に活動しているバンドから、
ベースにヨシダイッセイ氏が駆けつけてくれます。ヨシダガレって言います。
80000馬力の代わりに、バキバキのベースでサポートしてくれます。
もちろん、"コガネ"の大人の初期衝動も見逃せない。どっちも見逃せない。
そんな今回のフリージャム、ライブスタートは22時頃の予定。
そして最終的なフリージャムセッションは、
セッションリーダーの八幡太郎が自由を探しに行っている為、
どっちに転ぶかわかりません。それよりも転がるといいのに、それも自由。
とにかく、一緒に遊ぶ感覚で遊びに来て下さい。

2010/04/14

ライブハウスの話。



桜、綺麗でしたね。我が家の前に小さな公園があります。
そこに咲く一本桜も綺麗でした。今はもう散り始めて、
それはそれで桜吹雪と桜絨毯で、むしろ綺麗でした。
散り際は美しくとはよく言ったもので、
最近といったらもう、心も体も散り始めてるようで。むしろ、春ですね。

今から"MARIKOV"のライブに足を運ぼうかと思います。横浜のライブハウスに。
ライブハウスにはスポットライトがある。このスポットライトというのが曲者で、
バンドやってりゃそりゃたまにはスポットライト浴びたいよ、
そう思うのが人ってもんです。
照明による過剰な演出は、時として音楽と交わり相乗効果を生むわけですが、
いかんせん、ライブハウスには距離がある。
お客さんとの距離、ステージ上のメンバーとの距離、
そしてライブハウスという箱との距離。この距離感を縮める事を心掛けて早半年。
それでもやっぱり答えは風の中なので、むしろ桜吹雪ですよ。

そんな今月末の4月30日には、"KEMONOGARE"下北沢屋根裏にてライブを。
"RIOT"というバンドの企画に出演させてもらいます。距離感に果敢に挑みます。
そう、そんなライブハウスの代表みたいなとこでライブ。楽しみです、スポットライト。

そう、春の楽しいひと時が映像になりました。カラマリユニオンです。
この距離感はある意味、理想です。次回は夏、もうすぐ夏になる。

どっちが良いってわけではなく、どっちにも対応出来ればベストなのかもしれない。
潔い裏切りによって、思い出は桜と共に散るわけです。それでは、ライブハウスに。

2010/04/01

カラマリユニオン。



そもそも、ニルヴァーナのアコースティックライブを収めた、
あのMTVアンプラグドがとても好きでした。何度聴いたかわからない。
ジャケットでカートが羽織っているあのカーディガンに影響されて購入し、
今やパジャマと化していたカーディガンを着ていきました。そう、カラマワリの話。




とにかく満員御礼、嬉しかったです。ありがとうございました。
白楽のイギーことカラマリマスター、イマダさん、ありがとうございました。
フラワーアート担当のハチコ先輩は、本気でした。
フラワーによってステージがアトラクションと化していました。
いや、あのフラワーの空間演出によって、演奏自体も彩られたわけです。

マリコフとケモノガレというなんとも両極端なこの組み合わせ、
カラマリという場所をきっかけにご近所というご縁で実現し、
ローカルでいてアットホームな、お互い良い意味で遊び心満載な、
それはそれは愉快なライブでした。楽しかった、手拍子なんてそうそう貰えない。

そしてカラマリ。何よりもみんな、カラマリという場所を楽しんでもらえたでしょうか。
あの日は、そんなカラマワリな楽しい雰囲気が満ちていたように思えます。

上の写真はマリコフの"マッキー"のブログから拝借させてもらいました。
マッキーは写真を撮りつつライブをしつつ、そして踊りつつ、
上手に空回ってくれてました。冒頭のあの余興なんてもう、やれただけで満足。
そうです。空回りって、やっぱり楽しい。
このカラマリユニオン、続けたい。次回はきっと、夏頃に。