ここ三日間の話。

寒いですね、暖房が壊れてしまった。少し振り返ります。

まずは29日にベイスメントで行われたトラスミージャパンツアー。
その日の大半は厨房にこもってドーナッツに集中していたので、
なんとも詳しくはわかりませんが、ジャパーニーズDJは強い。
それと、出音が良かった。これはシンゴ君のさりげない配慮の結果です。
物事に対する考え方なんて少し見方を変えればなんとでも変えられるように、
スピーカーの向きや高さ、その周辺を少し変えるだけで出音も変わるようです。
帰り際にサガラックス氏がシンゴ君に向かって、
音、良かったよと言ったその光景が良かった。お疲れ様でした。

そして３１日、ラーメン"獣家"出張サービス。
日吉の太鼓叩き代表が取り仕切る某ラーメン屋に集合し、
豚骨スープを搬入するところから始まったその日は、
"KEMONOGARE"のライブも兼ねていた。
初めて足を運ぶ"新宿Club Wire"は、
花園神社の裏という、それはもう不謹慎な場所にあった。
きっと中も不謹慎なんだろうと高をくくって入ってみると、そうでもなく、
ここもまた独自のスピーカーシステムというか配置で、感心しました。
この日のベストアクトはDJで参加したジェットです。
タカラダ氏の曲で気持ちよくそのスピーカーを鳴らしていました。
後は、ライブ中に裸族が踊り回ってて驚きましたね。その辺は不謹慎でした。

そして締めは月も替わって1日のガレージマンデー。
降りしきる雪の中を時速20キロで走行するところから始まったその日は、
とても眠かった。眩しい雪景色で頭の中も真っ白でした。
腹ごしらえして"BarMOVE"に到着すると、
すでにセッティングを終えた"EGABAND"の面々が、
緊張しているんだかそれを隠しているんだかよくわからない顔で佇んでました。
そして始まったライブ。それはもう、眠気も吹き飛ぶ素晴らしいライブ。
彼らはいつも、バンドをやる事の楽しさを演奏で伝えてくれます。
本人達はいたって無意識ですが、それは自然と胸の奥まで伝わってきます。
技術的な良し悪しではなく、最も大切な何かがそこにはあります。
だから、惹きつけられるのかと。そこに言葉はいらない。人生の教訓ですね。

そして、あんまり褒めると調子に乗り過ぎてしまうのも彼らです。



シャウトするエガス。この三日間のベストショット。
次は3月2日、新宿レッドクロス。初めてのライブハウス。どうでるか、期待しましょう。